アニソンDJ・ゲーム・ネットミュージック専門雑誌「オトカルチャー」

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これからのシーンのためにも必要不可欠。この雑誌を読んだ人が、一人でも、この「イベント」に参加してくれることを願います。

DJサオリリス

──まず初めに自己紹介をお願いします

リリーッス!あなたのポケットモンスター・サオリリスです。私はコスプレをまとい、曲に合わせて踊り、ヲタ芸を打ち、お客さんを煽りまくるという独自のプレイスタイルを持ったアニソンDJとして活動しています。クラブやイベントのDJ出演だけでなく、TVやネット等メディアにも出させてもらっています。最近では、故郷の鳥取県の「ふるさと大使」にも任命され、アニソンやアニソンクラブイベントの布教と共に、鳥取県のPRにも力を注いでいます。

──何故アニソンDJを始めようと思ったのでしょう?

自発的なものではなく、人に推薦されてやることになったので、正直特に深いエピソードはありません。何故、今も続けられているのかも不思議なくらいです。本当、生かされてます。なんだかすみません。笑

──このジャンルの魅力はどのあたりにあると思いますか?

みんなの「好き」という気持ちを思い切り発散したり、ぶつけられたり、熱くなったりできることだと思います。さらに、同じ時間を過ごし、「楽しさ」を共有することで、「仲間」ができることも素晴らしいと思います。

──改めてこのジャンルにフィーチャーした雑誌が創刊されるという事に関してはどう感じました?

やはり、現場(クラブやライブハウス等のイベント会場)以外にイベントを少しでも感じて知ってもらえるような存在(メディアでも人でも)は、これからのシーンのためにも必要不可欠だと思っていたので、とっても待ちわびていました。そして、この度、私サオリリスを取り上げてもらえてとても光栄です。この雑誌を読んだ人が、一人でも、この「イベント」に参加してくれることを願います。

──この『オトカルチャー』はDJイベントの紹介だけでなく、声優やボカロPのインタビュー、機材の紹介など『オト』に関する様々なものを取り上げています。このような近いようで遠かった様々なものがこういう形で一つになった事に『コスプレアニソンDJ』のパイオニアとしてはどう思いますか?

アニメ作品があり、声優さんがいて、アニソンやキャラソンやサウンドトラック…音楽があり、インターネットを通じて交じわり、自作の曲や、イラスト、アニメーションを制作して発表し、クリエイターとそれらのファンが同じ空間(コミケのようなイベント、コンサート、クラブイベントなど)に集うことの奇跡と必然的な流れや繋がりを感じます。

──クラブでコスプレという点に関して、サオリリスさんの立場から見て気をつけるところはありますか?

私の場合はステージ衣装という役割もあるので、見た目の可愛さや華やかさ、流行、DJでの選曲、動きやすさなど、色々な角度から判断しています。でも、お客さんには自由に楽しんでもらえたらそれでいいと考えます。他のお客さんに怪我をさせないだとか、最低限のことは注意すべきですが、似合うも似合わないも性別も関係なく、コスプレという姿を通して「好き」を表現してもらうのがなによりだと思います。

──コスプレの魅力というのはどの当たりにありますか?

私にとっては「スイッチ」になってます。衣装を着ることで「サオリリス」となるわけです。中二病的発言ですが、セーラームーンやプリキュアが変身して敵と戦うように、私にとっての戦闘服なのです。コスプレをし、DJをし、やっと戦える…そうじゃなきゃ私はただの酒飲みのダメ人間です。笑

──サオリリスさんは「とっとりふるさと大使」でもありますが、地元鳥取でのアニソンDJというジャンルは今どのような形なのでしょうか?

地元で定期的に行われているイベントもありますし、何度か私も混ぜてもらいDJしました。鳥取県は日本一人口の少ない県です。なので、イベント参加人数はお世辞にも多いとは言えません。ただ、その分、熱量はあります。地元のイベントオーガナイザーや、アニメファンの力にはよりますが、それによってはこれからもっともっと盛り上がるのではないかと期待しています。私もできるだけ、一緒に鳥取のシーンを作っていければと思っています。鳥取県は「まんが王国とっとり」と銘打ち、アニメや漫画の力を借りて町興し(私は萌興しと呼んでる)をしていて、秋葉原でのイベントやフランスの JAPAN EXPOにもブースを出したりしています。最近では『Free!』の聖地としても賑わっていて、県庁や市町村の役場の方も「まこちゃん」「りんちゃん」だとかおっしゃっている理解ある県なので、県ごとまるめこんでいけたらおもしろくなるんじゃないかと思っています。

──初めてこの雑誌、このインタビューを見てこのジャンルを知った読者の方へメッセージを

私でなくても、誰でも何にででもいいので、少しでも、見てみたい、行ってみたいと興味の沸いた方は、ためらわずイベントに足を踏み入れてください。あと、自分に自信がないだとか、自分の居場所を探している人にもオススメします。世界は広くて楽しいってことを感じてもらえたらすごく素敵だなと思います。今日は出会えてうれしかったです。どこかのイベント会場で出会える日がやってくることを願います。